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2025年1月東京開催「第14回次世代農業サミット」に若手農業者が集う~参加申込受付中~

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日本農業法人協会、次世代農業サミット開催への思い

「次世代農業サミット(以下、次世代サミット)」を主催する公益社団法人日本農業法人協会(以下、協会)は、農業を法人化した農業経営者が集まる会員組織です。現在、全国約2100社の農業法人などが登録しています。1999年の設立以来、政策提言を一丁目一番地として、農業法人の経営環境の改善や発展のための提言・提案を軸に活動しています。

「これからの時代を切り拓く農業者の人々に、私たちの取り組みや活動を知っていただき、新たな仲間として加わってほしいという思いから、次世代サミットはスタートしています」と話すのは、同協会経営支援課・課長の岸本淳平(きしもと・じゅんぺい)さん。次世代サミット実行委員会の事務局を務めています。

日本農業法人協会と聞くと、地域のいわゆる篤農家(とくのうか)が集まる敷居が高い組織のようなイメージがあるかもしれませんが、実際は裾野が広く若手農業者も多く参加しています。
「今、各都道府県の農業法人協会メンバーが、これから法人化を目指す人も含めた若手農業者のみなさんにどんどん声を掛けています。門戸は開かれていますので、今回の次世代サミットのようなイベントをきっかけに当協会の活動を知ってもらいたい」と岸本さんが話してくれました。

次世代農業サミットで話せる仲間づくり

次世代農業サミットは、正に次世代を担う若い農業経営者や後継者、従業員の人々が一堂に会するイベントです。

「次世代サミットはお互いがどのような農業をしているのかを知り、意欲的に取り組む人たちが周囲に居ることを知って、ネットワーキングすることを目的にスタートしました。毎回100人近い農業者が集まり、たくさんの少人数グループで討論しているので、ぜひご期待ください」と岸本さんは開催の意義を話します。

今回の実行委員を務める若手メンバーも、過去のサミットで大きな収穫を得たようです。

長野県・御代田町でレタス・キャベツを中心に多品目を生産する有限会社トップリバーの嶋崎隼人(しまざき・はやと)さんは、「新事業の展開として輸出を含めた多角的な経営や、販売戦略として物流・流通にまで深く踏み込んだ経営など、県内では知り得なかった取り組み事例に対してグループで意見を出し合うことで理解が深まりました」と成果を語ります。

トップリバーの嶋崎隼人さん(写真右)

徳島県阿波市で青ネギを生産するアイ・エス・フーズ徳島株式会社代表取締役の 酒井貴弘(さかい・たかあき)さんは、「次世代サミットでたくさんの出会いがありました。実際に同じネギの業界で農業経営をしている仲間とつながり連携して、年間を通して行き来する仕組みづくりや取り組みをさせてもらっています」と仲間づくりの重要さを話してくれました。

佐賀県唐津市で柑橘を生産する株式会社シトラスプラス代表取締役の上野勉(うえの・つとむ)さんもまた、「次世代サミットで仲間ができ、その仲間たちと講演者の会社を訪問するなど、自分の経営にすごくプラスに働いています」と行動や思考の広がりを語ってくれました。

こうした実行委員会メンバーの経験を反映して、第14回次世代農業サミットが企画されています。

実行委員に聞く!第14回大会の見どころ

第14回次世代農業サミットは、2025年1月10日(金)、11日(土)の両日、東京ビッグサイトで開催されます。

今回は「農業者30万人時代、我々次世代は何をアップデートすべきか」をテーマに、生産部門別ミーティング、グループディスカッション、パネルディスカッションなどが行われます。

写真左より、アイ・エス・フーズ徳島の酒井貴弘さん、トップリバーの嶋崎隼人さん、シトラスプラスの上野勉さん

実行委員の嶋崎さんは、「実行委員一同、日本の農業を盛り上げたいという気持ちでやっています。それを一緒に考える仲間を探しています。次世代サミット開催の意義は、若手や女性がもたらしてくれる新たな価値観です。自分たちが社会を変え、日本の農業を守っていくという心意気のある人に、経営者、従業員にかかわらず、ぜひ仲間づくりに来てほしいです。そのためにワクワクするような必ずプラスになる会を企画しています」と大会の意義を語ります。

同じく上野さんは、「最初に次世代サミットに参加したときの、和郷園理事の木内さんやゼスプリさんの基調講演のインパクトは今も残っています。農業界にこういう世界があることに刺激を受け、全国に同じ志を持つ仲間がいることを認識して、日頃の仕事に取り組むとその成果が変わります。日本の農業を他産業と同等レベルに引き上げ、世界をけん引する産業にしたいという思いでコンテンツを用意しています。ぜひ来てください」と呼びかけます。

実行委員長の酒井さんは、「今の自分があるのは、次世代サミットに参加して、日本の素晴らしい農業経営者の人々が、視座を高め、視野を広げてくれたお陰です。だから、若い人たちにこそぜひトッププレイヤーの人々の話を聞いて、視座を高め、視野を広げてほしいと思います。次は我々の時代だと思う若い人は、ぜひこのイベントに参加してください。日本の農業界が盛り上がっていくと思います」とメッセージを送ってくれました。

事務局の岸本さんは、「仲間づくりをしたいという思いで集まり、自ら前に踏み出していろいろなことを相談できる相手を見つけてください。全国から集まるミーティングですので、新しい人との巡り合いを楽しめる人にぜひお越しいただきたいと思います」と仲間づくりの場になることを願います。

今回の次世代サミットで進行役を務めるマイナビ農業の横山拓哉(よこやま・たくや)からは、「みなさんの紡いできた思いや視座の高さを、マイナビ農業だからできる立ち位置で一緒に落とし込んでいける最高の場にしたい」と決意表明がありました。

大会概要

第14回次世代農業サミットの参加申込を受付中です。

  • 日時:令和7年(2025年)1月10日(金)~11日(土)
  • 場所:東京ビッグサイト(国際展示場)
    東京都江東区有明3-11-1
  • 参加費:農業者(日本農業法人協会会員・担い手組織会員)20,000円・非会員25,000円、 賛助・アグリサポート倶楽部会員(企業・団体関係者)25,000円・非会員30,000円、学生(高校生以上)無料

第14回次世代農業サミットの募集詳細はこちら
お申込みはこちらから【申込期限:2024年12月6日(金)迄】
 

 

<編集協力>さとうももこ


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